今回は、歯の
「定期メンテナンスを
受ける人と、受けない人、

どうちがってくるの?」
というテーマで
お伝えしていきたいと思います。

なぜこのようなテーマを
選んだかというと
理由があるんです。

たくさんの患者さんの
お口の中を拝見していて
気づいたことがあります。

それは、
歯周ポケットが、
8、9、10ミリなど
深くなっている方の
問診票を見ると、

ほとんどの場合、
心臓疾患が記されている
ということです。

お口の中の状態と
心臓が関係あると知って
驚かれる方も多いと思います。

歯茎と心臓疾患の関係

心臓疾患とは、
狭心症や心筋梗塞など

動脈硬化により
心筋に血液を送る血管が
細くなったり、詰まってしまう

生死にかかわる病です。

歯周病の菌は
腫れた歯肉から
簡単に血管の中に入り

なんと全身に回って
しまいます。

そして、
歯周病菌の刺激により

動脈硬化をおこしやすくなることが
最近の研究でわかっています。

歯科の定期メンテナンスを
受けていただき、

歯周病の菌を
コントロールすることができれば

心臓疾患や脳梗塞などの
リスクを下げる
コントロールができると
言えましょう。

一般的には
お口の中、歯周のおそうじは
甘く見られがちですが、

実は
健康で長生きすることと
深いつながりが
あったんですね。

どんな頻度で
定期メンテナンスを
受けたらいいのか?

気になる方は、
ご遠慮なくスタッフや歯科医師に
お尋ねください。