歯科 岡山

なかの歯科クリニック
なかの歯科クリニック
サイトマップ
歯科/岡山の歯科は、岡山市のなかの歯科医院



なかの歯科クリニック 診療のご案内


意識障害の方の口腔ケア


平成13年9/23、病院歯科介護研究会の学術講演会で、「口の中のケア」の大切さとその方法について発表しました。私が担当したのは、「意識障害の方の口腔ケア」というテーマです。

意識障害には、いろんな原因がありますが特に脳卒中などが原因で起きる場合、ほかにも、運動麻痺や知覚麻痺を伴うことが多く、自分の口の中のケアが難しくなり、口の中の状態が健康なときよりもずいぶんと悪くなりがちです。
また、重度の意識障害になった場合は、ご本人はもとより、介護をされているご家族や介護の方々にとっても、口の中の手入れが難しくなります。

もし、口の中のきちんとした手入れを毎日することによって、体の元気が保たれるなら、とてもうれしいことです。

それは、入れ歯の手入れや、残っている歯や歯肉、舌や粘膜を常に清潔にたもつことです。
口から食べ物を食べているときはもちろん、たとえ食べられなくなってほかの方法で栄養をとらなければならなくなっても、口の中の手入れはとても大切です。

口臭を防いだり、歯や歯肉の病気を悪化させないようにするだけでなく、少なくなった唾液の分泌をよくしたり、口の中の刺激や声かけによって意識の状態を覚醒に保たせて、残った体の機能を維持してゆくことも期待できます。
できることから、ぜひ取り組んでください。
方法は、まず入れ歯を使われている方は毎日はずして専用のブラシできちんと洗ってください。
それからうがいです。
歯が残っている方は柔らかめの歯ブラシで丁寧に磨きます。
それから、舌や上あごのところ、ほっぺたの内側などもゆっくりと優しくこすります。
最後にもう一度うがいをします。
ご自分でできにくいところは、ご家族や介護職の方に遠慮せず助けてもらうことも大切です。
また、私たち歯科衛生士にご相談くだされば、お力になれると思います。
そのような方は無理をせず、ぜひ、ご相談ください。

どのような状況にあっても、口の中は清潔で、唾液で潤っていることがその人らしく、健康に生きてゆくために必要なことです。

呼吸する、食べる、話す、笑う・・・元気なときはあたりまえに思えることが病気になると困難になります。
これらの働きをしている「口腔」というところを大切にして、元気ですごしていただきたいと思います。
いろんな職種の方々とよい連携をとりながら、歯科の専門職として歯科医師・歯科衛生士は「口腔」をとおしてみなさまの健康を願っています。

戻る





診療のご案内

フォーラム
Copyright (C) 2008 nakano-dental All Rights Reserved.