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なかの歯科クリニック
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歯科での診療は?


歯科ではこの顎関節症に対してどのような治療をするのでしょうか?まずは診断です。
今の症状が始まった時期、症状の強弱、変化などの問診を行います。次に触診です。顎の関節部分を触診して、顎の開口時閉口時、関節が十分に動いているか、また、筋肉に圧痛等ないか調べます。次にレントゲン撮影です。パノラマレントゲンの顎関節モードで関節の形などに異常がないか調べます。
また、必要に応じて大学病院などで顎関節MRI検査を行うこともあります。この診断結果リウマチの様に早急な治療が必要なケースがあります。また、一定期間様子を見て治療を行わないケースもあります。治療が必要な場合、どのような治療を行うのでしょうか?

(1)開口練習


ひどい痛みなどの急性症状が強くない時は、まず開口練習を行います。できれば入浴時または、入浴後の体があたたまってリラックスしている時に、自分で大きく口を開けた時より、3〜5mm程度、自分の指を使って力を入れて大きく口を開ける練習をします。ほんの少し痛みを感じる程度が目安です。これを1日1回50回行います。

(2)スプリント療法


スプリントはボクシングなどのマウスピースに似ていますが、歯の形を取って、その人に応じた歯のマウスガード(スプリント)を作製します。これは咬合安定用のスプリント(スタビライゼーション・スプリント)と関節円板整位用のスプリント(リポジショニング・スプリント)等があります。咬合安定用のスプリントは夜間、就寝時などに装着してもらって顎の関節や筋肉の負担を軽くするのが目的です。
食いしばり防止の効果もあります。
関節円板整位用のスプリントは顎の関節の中でずれてしまった関節円板(クッション)を元にもどすために使用します。
どちらのタイプにしても、使用する時間、使用方法は歯科医師の指示に従うことが大切です。

(3)関節円板整位術


長期間、カクカク音がしていたのに急に音がしなくなったと思って喜んでいたら急に口が開かなくなったという方が時々います。これは関節円盤が前方にずれたまま元に戻らなくなってしまっているためのことが多いです。
症状が出て1週間以内であれば歯科医師がこの円盤を元に戻す従手整腹を行うことがあります。

(4)咬合治療


最近ではこの咬合治療を余り行わなくなってはいますが、スプリント療法や関節円板整位術によって、咬み合わせがかなり「ずれ」て安定してしまう場合、この「ずれ」を修正するために歯の上に金属やセラミックをはりつけて咬合を再構成する事があります。

(5)自己管理・家庭療法


顎関節症の治療でこの自己管理・家庭療法は非常に大切です。
まず適度に体を動かしてもらうこと、例えば体操や散歩など1日に1回は必ず行ってもらいます。
これだけで症状が改善する方もいらっしゃいます。
他に、痛みが激しい急性期の冷湿布、冷たいタオルなどで患部を冷やす方法、また、急性期を過ぎた後での温湿布、蒸しタオルなどで患部を暖める方法もあります。
また、食いしばりを意識的にやめてもらったり、姿勢などを注意して変えてもらうこともあります。

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