当初はディレクターの方から最初のオープニングに当院と私の名前が美術協力としてクレジットで流れることになっていた。それが最終的に当院のホワイトニングのパンフレットが完全にそのまま使われるのではなくて、イラストとキャッチコピーなどが使われるだけにとどまり、かなり私のオリジナルとは異なるポスターとパンフレットになったので「残念ですがクレジットは流れません」と連絡を受けていた。それでも私は今日の日を本当に楽しみにしていた。
その後、再び出るか出るかと待っていた私はだんだんと悲しい気持ちになってきた。なぜこんなに辛い気持ちで私は番組を見ているのか?ドジョウはどうでもいいのよ!ホワイトニングを出してよ!と言う私の願いはもはや天には届きはしなかった。「スタッフに連絡してビデオを取った人がいるかどうか聞いて?」と妻に頼む私!順番にメールを妻はスタッフに送ってくれるが、なかなかビデオを取ったスタッフはいない。しかし妻の努力の甲斐もあって、遂に見つかった!あるスタッフがこの番組をビデオに撮っていたのだ。
「今から借りに行くから、そう電話して!お願い!」
言いにくいことは妻に頼むのは昔からの私の癖だ。夜も10時を過ぎてスタッフの迷惑も省みず私は妻といっしょにスタッフの家に車を走らせるのであった。
「院長はいつも最後の詰めが甘いですね!!」
スタッフは決してそう口には出さなかったが、彼女の顔にはありありとそう書かれていた。
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