ビタミンDental42号

みなさまは大型連休をいかがお過ごしでしたか?
当院の院長は連休を利用してアメリカはロサンゼルスにインプラントのセミナーへ行ってきました。

歯を失ったところに人工の歯を植え込む画期的な技術。すでに手法としてはほぼ確立してはいますが、
それでもまだまだ日々進歩を続けています。常に勉強を続け、よりみなさまのお役に立ちたいと考えています。
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連休明けにご来院いただいたみなさまにはすでにご承知のことと思いますが、先日より、開院以来十数年間変わらなかったユニフォームを一新しました。
今までの、ケーシー・ワンピーススタイルから、ポロシャツスタイルに変更しました。医療色を廃し、みなさまに余計な緊張感や威圧感をおかけしないように、との思いからです。ご意見をお聞かせください。
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院長のコラムにもありますが、当院は今年度より毎週木曜日を休診とさせていただきます。
スタッフが多くなり、医院マネージメントやミーティング、スキルアップ研修の時間に充てるためです。
みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、最終的には患者様に還元できるようスタッフ一同努力してゆきますので、よろしくご協力のほどをお願いいたします。

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No.41 「インプラントセミナーでの気づき」

5月1日、2日は他のスタッフは全員診療をするなか、私はスタッフに無理を言って休みをもらって成田発の全日空NH006便でロスに向かった。
ロスアンジェルスの有名な大学UCLAの元教授で、今はロス市内に大きなオフィスを構えるトーマスハン先生の主催する3日間のインプラントアドバンスセミナーに参加するためだ。
今回のセミナーは日本のIPOIと言うインプラントのスタディグループと韓国のスタディグループとの合同のセミナー!

ロスアンジェルスでのセミナーは、私にインプラントサージェリーに関する
最新の知識はもちろん、色々な意味で大きな気づきを与えてくれた。
一番感じたことが「顔」である。講師のトーマスハン先生は韓国系アメリカ人!小さな時に韓国からアメリカにったが、ハン先生が幼い時に両親と死別!
育ての親はロス在住の日本人夫婦だった。


苦学してUCLAを卒業して教授にまで上り詰めたハン先生の元には教授を辞めた今でも多くの歯科医師が集う。そのトーマスハン先生の「顔」はとても穏やかだ。いつも物静かに話され、顔には笑顔を絶やさない。不動産投資の面でも優れた功績を出されていて今では本当の大金持ち。アメリカの大金持ちの歯医者は日本の小金持ちの歯医者とは比較にならない。レベルが違う!

しかしその様な大金持ちのハン先生は私に気さくに声を掛けてくれた。最初にハン先生が横を過ぎ去った時、その先生がハン先生とは気付かなかったこの私に!
そのような優しいオーラに包まれているハン先生は、私達日本人や韓国人に歯科医師に自分の貴重な時間を割いてまで多くを伝えようとされる。

ある日本の先生がつぶやいた。
「俺は日本の大金持ちを沢山知っているが、日本では金持ちになればなるほど、皆、自分勝手な嫌な顔になってゆく!それなのにあのハン先生の顔は何だ??」


人間40歳を過ぎると自分の顔に責任を持たないといけないと常々思っている。
卑しい人間は卑しい顔に!意地悪な人間は意地悪な顔に!心の優しい人間は心の優しそうな顔に!すけべな人間はすけべな顔に(ドキッ!!)なるものだ。
私達は毎日多くの患者様に接しているのでそれはいつも良く感じる。
患者さまも歯医者も同じ人間!素晴らしい人間は素晴らしい顔になってゆく。
私はハン先生のようないい顔になりたい。
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なかの歯科ファンの皆様、ご無沙汰しております。3月末まで副院長をしていまし たOです。場違いではありますが、友人の清田副院長から原稿の依頼がありましたので、3月号の続きを久しぶりに書いてみたいと思います。
というのが、本当は4月号で今までの原稿の締めをするつもりだったのですが、退職のことと次の職場のことでバタバタして、結局、話が尻切れトンボみたいになってしまっていたのです。

これまで、私は日本がアメリカにより「食」を通じて、ある意味「侵略」をされたということを、歴史的事実に基づいて話してきました。前回は、1960年に出版された本により、「食生活近代化論」という考え方が広まった事についてのお話でした。

翌1961年には、「もっと油を」のスローガンのもと、「1日1回フライパン運動」というものが展開されました。1963年には、「タンパク質がたりないよ!」というコマーシャルが大流行したようで、1965年頃から、日本の食生活は完全に欧米化したようです。

その証拠に、1965年頃、肉と魚の消費量は逆転し、日本人の主食であった米が遂に余り始め、減反政策が行なわれるようになりました。
1965年前後の「食」に関する資料が揃えば、もっと面白い話が出来るのですが、その資料を揃えるのには時間がかかりそうです。

今回で私の連載に区切りをつけたいので時代を進めますが、1970年代、アメリカは今で言う「生活習慣病」の患者が増えすぎ、その原因が何にあるのかの調査をその数年前から始めました。その結論が出たのが1977年。

いわゆるマクガバンレポートと呼ばれているもので、1975年ごろからアメリカ上院が総力をあげて作成した報告書でした。その内容は以下のようなものです。
「心臓血管病やガンなどの文明病は、現代食生活がもたらした《食源病》である。
従って医療でこれを治すことは出来ない相談であり、今のままでは医療費の負担によって国の経済が破綻するだけでなく、アメリカ人の体質が低下して取り返しのつかないことになる。

このような危機的状況を乗り切るための正しい解決策は唯一つ、従来の医療一辺倒の考え方を改めて、国民の一人一人が自分の責任において食生活を改善し、健康づくりを励行することである。」

結局、アメリカ人はこのままの食生活を続ければ、自国が病で成り立たなくなる
ことを自ら悟り、正しい食生活を求めます。そして行き着いた先が、なんと日本食だったのです。アメリカは、自らの都合で自国の食文化を日本に押し付ける仕組みを作り、自らはその非を悟って、押し付けられた側の日本食を取り入れたのです。

結果、アメリカではわずか十数年で、心臓病死を15%も減少させることに成功しました。方や日本は、グルメと称して、アメリカの食生活の恩恵にあずかり、ガンの急増、心臓疾患、脳血管疾患の増加に歯止めが利かなくなりました。

BSE問題など、まだまだ書きたいことは山ほどありますが、紙幅の都合上やめておきます。近いうちに、空白部分の資料を集めて、昭和から平成の、食と外交の歴史としてまとめようと思っています。どこかであなたの目にとまるかもしれませんよ(謎)。

最後にもう一度聞きます。
あなたは本当に日本人ですか? アメリカ国日本州の人ではないですよね?なかの歯科の更なる発展を、陰ながら応援しています!

今月のスタッフから
Be! 六本木 / 東京についてご紹介しています。
詳しくは以下のアドレスから。
http://www.nakanodent.com/html/14-hotel.html




【5月12日】看護関連の記念日
1820年のナイチンゲールの誕生日にちなんで、看護関連の記念日となっています。
ナイチンゲールデー・国際看護婦の日・看護の日。後、なぜか「ざりがにの日」
編集後記

前副院長には無理を言ってコラムの原稿を書いて貰いました。
在職中は、公私にわたり、相談に乗って貰っていたました。
幅広い健康知識の中でも食に関する造詣が深く本メルマガの原稿は、O先生のこれまでのお考えの集大成のようで、読んでいくのがとても楽しかったので、これで終わるのが残念ではありますが、ひとまず、区切りをつけることができてひと安心という心境です。
いつか、これまでの連載をもとに、加筆されたものが世に出ることを待っています。



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