天津セミナー翌朝、私は関西国際空港からインプラントコースを
受講するために中国の天津に飛ぶ予定だった。

9月に仙台で開催された日本口腔インプラント学会で
私はある有名な先生を紹介して頂いた。

ニューヨーク大学のF先生だ。

F先生は1年間の三分の一をニューヨーク大学に
1年間の三分の一を名古屋の診療室に
1年間の三分の一を中国の天津のクリニックに
いると言われた。

天津のクリニック?

私は実は中国の天津に地理的な関係で
以前から大きな興味を持っていた。

中国の方を下に見たり馬鹿にしたり
中国と言う国や中国人を嫌っている日本人は多いかもしれない。

しかし、私はそうは思わない。

これから大きく人口が減少してゆく日本において、
これからは中国をはじめアジアに出てゆくしか
生き抜く道は無いとそう私は確信している。

また、今後の世界的な爆発的な人口の増加において
一番問題になることが食料問題だ。

世界中で食料が足らなくなる!

ではその莫大な量の食料を空輸、全て飛行機で
運ぶことはコストの面でありえない。

船だ!これからは海路だ!

中国と言う大国で首都の北京から近い海運都市
それが北京から新幹線で30分の天津なのだ。

私は中国では上海と香港を毎年訪れ
自らの目で見て耳で聞いて定点観測を
続けていたのだが、その天津には
今まで行ったことが無かったのだ。

そのF先生から天津で12月にインプラントの
コースがあると聞いた時に
私は予定も顧みずその場で「参加します!」と
答えた。

翌日の金曜日に午後1時発の天津航空の
関空発天津行きのチケットを私はネットから
予約していた。

片道で7500円、往復で15000円
空港使用税も含めて往復で2万円でお釣りの
くるチケットに私は少しだけ不安になった。

これはLCC?荷物を預けたり、機内食を
食べるだけで別のお金がかかるのか?

その不安は杞憂に終わった。

荷物は無料で預かってもらい、て機内食も無料で
無事に出てきて、何よりも嬉しかったのは
客室乗務員の女性の方が、皆背が高く美人だったのだ。

ただ1つ不安だったのは、あの時F先生と
一緒に食事をした大阪の歯科医師の先生の
姿が機内に1人もいなかったことだ。