DSC06053また歯医者が刺された!

なぜだ?

これでは優秀な高校生は誰も歯医者になりたがらない!!

 

 

 

 

シチリアのカターニャ空港から
5月1日のフィレンチェ空港への
フライトは1便しか無かった。

バルセロナを拠点とするベアリング航空だ。

数年前からヨーロッパで流行のLSS
ローコストキャリアだ。

前日の失敗を教訓として私は
ローマ空港内のホテルから
ベアリング航空のHPにアクセスして
Webチェックインを済ませていた。

そして、イタリアの国内線だけど
2時間以上前に空港に行き
早めの登場手続きを済ませていた。

「今回の旅行、色々なトラブルが多すぎて凄く疲れた!」

妻の顔には疲労の色が色濃く漂っていた。

 

カターニャ空港を定刻に出発したベアリング航空は
1時間少々でフィレンチェ空港に到着予定だった。

搭乗から1時間後機長からアナウンスが合ったとき、
一瞬だけ機内がざわめいた。

「到着が15分から20分ほど遅れる予定です。

また気流の関係でフィレンチェ空港へ
降りることができないかもしれません。」

まさか?天気は悪くないし、気流の関係と言っても
ほとんど飛行機は揺れてない!

 

数名の方がイタリア語で客室乗務員の人に
クレームを言っていたが、ほとんどの乗客は
機内で静かにしていた。

私たちはフィレンチェ空港で乗り継ぐ予定だった。

 

しかし今回の乗り継ぎはかなり時間があるので
1時間も2時間も遅れても大丈夫!!と
私は軽く考えていた。

 


到着予定時間を大幅に過ぎてもベアリング航空は
機体を降下させず、上空をくるくると大きく旋回させていた。

 

しばらく飛んでいたら、下の景色がいきなり海に
変わったので嫌な予感がしていた。

 

海?フィレンチェは山の中の空港だよな?

いったいどこを飛んでいる??

 

 

。。。

。。。


私たちほぼ満席の乗客は定刻より50分も遅れて
空港にやっと着陸することが出来た。

 

妻がグーグルマップで現在地を調べて驚いた。

「ピサ空港にいる!」

 

ピサ?

私たちはフィレンチェ空港でなく50分も遅れて
ピサ空港へと降ろされたのだ。

 

調べてみると気流の関係でと言われたものの
当日のフィレンチェ空港到着の飛行機は
このベアリング航空の便以外は全て着陸しており
ベアリング航空の機材繰りの関係で
私たちは無理やりピサに降ろされたのではないかと
の憶測が流れていた。

 

でもイタリアではよくある話らしく
イタリア人は誰も文句一つ言わないで
フィレンチェ空港行きの臨時無料バスの到着を
待っていた。


ここでもまた全てのその後の予定が
崩されて行き、妻と私の疲労はピークに達していた。