八十歳までに自分の歯を二十本残そう- これが今、さかんに言われている「8020運動(ハチマルニーマル運動)」です。人は、最低20本の歯が残っていれば、食べることにそれほど負担を感じないですむといわれ、高齢化社会を迎えた日本で推奨されてきています。
岡山市歯科医師会では、この運動を一歩進め、五十五歳までに二十五本の歯を残そうという「GoGoニーゴー運動」を六,七年前から提唱しています。というのも、八十歳の日本人の歯の保有数は平均して五〜六本というのが現状です。歯はだいたい、奥歯から抜けるもので、奥歯が抜けるとモノを食べることが困難になってきます。高齢者の場合、歯が抜ける多くの原因は歯周病にあるため、放っておくとどんどん抜け、最終目標値である「80歳で20本」を軽く下回ってしまうことになります。
そこで設定年齢を大幅に引き上げ、自分の歯をいつまでも残すためには、早いうちから歯に関心をもってもらえるようにしようというのが、この運動のねらいです。もちろん、設定数値には根拠があり、健康な歯が二十五本あれば、ほとんどのものは食べられます。